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脳を創る読書 なぜ「紙の本」が人にとって必要なのか 酒井邦嘉:著を読んで

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第一章 読書は脳の想像力を高める
活字は圧倒的に情報量が少ない
受け取る情報の「入力」が少ないほど、脳は想像して補う
手書き文字は活字より情報量が多い
伝える「出力」の情報量が多いほど、脳はさらに想像力を高める

 

などの部分記述のある部分。

 言語脳科学の研究を専門の著者が分析する「活字」からは得られないものが
人間の想像力/能力を引き出すようになると考えているところが興味深い。

 本当かどうか? 専門家でもない自分にはわからないが
最近、事故などで損傷した脳の一部を残ったエリアの脳が補って再び出来るようになる場合があるなんて事を読んだことがある。
足りない部分を想像/妄想/予想する能力というのが確実にあるんだろう。

活字というかなり限られた情報だけをもとに、自分で映像/音/空間を想像しないと読み進むことが出来ない本というツール

 誰でも、「読むだけ」でいいんだから出来ると簡単に思っていたけど
実は難しいことなんだな(^^;

 本の読み方なんていう授業を、国語の授業の一部にあって
はじめて教科書に出てくる有名な作家の文章も理解しやすくなるのかもしれないな。


読書と想像力

 たった一つの空き缶があるとき

 缶けりで遊んでみよう。
 缶をボールのかわりにサッカーをしてみよう。
 缶を標的に、石を投げて倒すゲームをしてみよう。

 なんらかの遊び方を試してみて うまくいったり、いかなかったり。
そんな事でしか遊べない子供と
大型テレビにつなぐゲームやスマートフォンのゲームがすぐに出来る環境にある子供では、想像力に差が出てくるのだろうか?

 ゲームをしていても想像力がある/持つ人間はありそうに思うし、ないものは無いように思う。
 一方で、運動が才能あっても鍛えないと、才能が発揮できないように
想像力の才能も、やはり読書というトレーニングをする方がより良いのかな?

 同じ人間で、同じ条件を与えて実験など出来ないから
結局、わからないんだろうなぁ(^^;