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5年後メディアは稼げるか 佐々木紀彦 東洋経済オンライン編集長 東洋経済新報社

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 5年後メディアは稼げるか 佐々木紀彦 東洋経済オンライン編集長を読んで

4ページ:素晴らしいコンテンツを作れる記者編集者はいますですが今後の危機を乗り越えるには良いコンテンツだけでは不十分です



良いものを作れば売れると製造業で考えられるのと同じように思えた。
それでは、「良い製品」「良いコンテンツ」それを生み出す”だけ”では稼げないというが、どうやって稼ぐのか?
 
誰も、明快な答えを見いだしていない。



記事を誰が書いたかよりも生地が読者にとって有益かどうかこれが大切である言うまでもなく読者が欲しいのはその分野について最も詳しい人の意見です。
もちろん業界関係者の立場はジャーナリストと違って中立ではありませんので透明性が不可欠です。
そのためフォーブスでは筆者の写真も含めてできるだけ詳しくプロフィールを公開しています。




この本は、メディア企業が今後どうやって稼ぐかについて書かれているが
自分のように小売業で生計を立てているものにも同じように悩みがある。

小売業者である僕自身は、
その商品の知識や、取り付け経験販売経験など
お客様とのやりとりなど、時間を積み重ねて得られた情報を持っている。
この情報や、経験。知識を得るためには時間がかかり、その”成長や蓄積のためのその時間”を生きていくために生活費が必要になる。

それら、成長する時間を誰が負担するのか?

知識や情報販売につなげて小売店が利益を得ることができなければ
お客様にアドバイスできる販売員は、何もないところからいきなり「ぽん!」と出て来たりしない。

世の中が、A●○●○●.c●mのように知識を売らずに、誰かが育てた製品のブランド名を利用して売る”だけ”の企業ばかりになった時
一体誰がアドバイスできるようになるだろうか?
また電気業界で多いショールミングばかりになったら、
その展示スペースや、説明できる人材を維持し、育てることがきるのだろう?
 
 

記事を誰が書いたかよりも生地が読者にとって有益かどうかこれが大切である言うまでもなく読者が欲しいのはその分野について最も詳しい人の意見です。


 
「もっとも詳しい人」。それを育てるだけの時間とその費用が、販売することで得られる利益でまかなえない場合。
 有意義な記事や意見は、なくなってしまわないだろうか?
 
 
ぐちっていても、日々の、競争はなくならない(^^;
 
 
 
どうやって、マネタイズするのか?
いつも、考えているが答えはでない。。。。
 
零細小売業の立場としては、
情報を出し
店や、店の考え方、製品や製品の有効な利用方法を知ってもらい
お店の賛同者=お客さん となって購入していただけるというカタチしかないように思う。
 
 スポーツのチームを応援してもらうように。
 実現したい、政策を目指す政党に投票してもらうように。
 
お客さんに応援してもらえるほど、高いレベルに自分/自社が到達するしか生き残る道はないかな?
 
 
メディアの本だったのに、読んで行くうちに
日々考えている、自分自身の小売業がどうやって稼ぐのか?
どうやって存続していくのか?
 
まったく、同じで考えさせられる事ばかりの本だった。
考えても、考えても すぐに答えなど見つからない事ばかり指摘してくるそんな本だった。