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三重県鈴鹿市から仕事の事。興味のある事。鈴鹿の事など自分の為に書いています♪♪

【読書】富の未来 上 アルビン.トフラー著作 山岡洋一訳 講談社を読んで

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富の未来 上

この本の中で特に記憶に残ったキーワード

「生産消費」「知識経済」「知識=非競合材」
 
知識は、
非競合材であり、使うのに料金を支払わなくても変わらない。特許権 著作権 コピー防止技術によってある部分を保護し、料金を支払わない人が使用出来なくすることは可能だが、それは法律制度の結果で知識そのものの本来の性格とは関係ない
知識は、そもそも使えば無くなるものではない。
算数をいくら使っても無くなることはない。


非競合材の知識で、お金を稼ぐのは難しい。
一方で、非競合材である知識の提供者には信頼や情報が集まり、それがお金になんらかのカタチで変換されるのではないか?

過去の経済学が希少な資源の配分に関する科学だと言われたきたが、いまやこの定義は通用しなくなった。知識は無尽蔵だから。
非マス化と製品のカスタム化が進んでおり、いずれひとつひとつ違った製品が作られるようになる
 
23章最後の部分
豊かな国で生産消費が爆発的に増加する基礎が今築かれている。
それも、日曜大工やdiyの類いに止まらない広範囲な分野で。
その結果、まったく新しい市場が開かれ、古い市場が消えていく。
 
この部分を読んで、まさしく今までプロの分野に技術の進歩で素人との差が小さくなり続けていき、稼ぐのが困難になっている職業が増えている理由の理解が深まった
 
 
第29章の中の
教育を越えて
 
引用出来ない文章量ため書かないが、生産消費活動によって、パソコンの使い方を覚える過程で起きたことを例にしてとても解り易く説明されている。

自分自身の経験からも、まったくその通りだったように思う。

自分が知らない事を、誰かから教えてもらう。一方では、自分の知っている事を誰かに伝える事で覚えてきたのがネットやパソコン関連の知識だと思う。
 
公教育でもなく、何らかの学習サービスでもない。
 
本に書いてあったとおり、金銭のやり取りが無い為、経験指標にまったくあらわれない経済活動のおかげでパソコンを使えるようになったんだった。
 
 少し前に読んだ本、「メイカーズ 21世紀の産業革命が始まる」と同様
読んでいると、零細企業か世界的な大企業は21世紀の新しい知識経済の中でも存続可能に思えるが、中規模10人から1000人の企業規模の会社がその経済規模を維持、成長させることが難しいように感じる。
 初期投資はすくないがスピードが重視されるものでは、小さく小回りの効く超零細企業にスタートや意思決定で遅れをとり、初期投資の必要な大きな利益の見込めるサービスでは、大企業に規模で負ける。
 
労働集約型産業の企業では、従業員の基本的な給与や福利厚生を含め、会社の維持費が一定以上の規模の会社では、零細企業大企業のどちらにも食われるために運営していくための利益を継続して得るのが今後より一層難しくなるのではないかな?
 
 
今後、従業員数が5人以下の企業と、1000人を超える大きな企業とに二極化していくのかな?
 
 
と感じた。
 
ということは、今の子供たちは、どこかの会社に就職してサラリーマンとして生きるのが難しい。「就職」というのが、そもそも産業革命後の工業生産型の過去の世紀にあった仕事の形態になるのかもしれない。
 
 就職ではなく、ほとんどすべての新社会人は就職ではなくみずから最初は小さな収入しか得られないかもしれないが、自分で社会に対して提供できるもので収入を得ていくことになるのではないか?
 
 一定の時間働くことで収入を得るサラリーマンという形態が出来てまだ、100年少し程度。また、それ以前の社会と同様に個の時代になるのかな? ネットワークであらゆるものがつながりあいながらの、個の時代なのかな?