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三重県鈴鹿市から仕事の事。興味のある事。鈴鹿の事など自分の為に書いています♪♪

無から始めた男たち 日本経済新聞社編

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無から始めた男たち 日本経済新聞社

最近、あまり読書が進んでいないなか分厚い一冊(^^;

副題として20世紀日本の経済人セレクションとあるとおり複数の有名な経済人について書いてあります。

時間をかけてダラダラと読んでいるので最初の方はやや忘れ気味ですが‥‥‥

鮎川義介
浅野総一郎
池田成彬
池田勇人
石坂泰三
石橋正二郎
石橋湛山
出光佐三
井上準之助
伊庭貞剛
井深大
岩崎小弥太
大倉和親
大倉喜八郎
大河内正敏
太田垣士郎
大原孫三郎
奥村綱雄
小平浪平
金子直吉
久原房之助
郷誠之助
五島慶太
小林一三
桜田
渋沢栄一

 まで読んで

 出光の創業者出光佐三は今まで何冊か読んでいるのでその功績や理念の素晴らしさをこの本で書いてある数ページ以上の功績があることを一応知っていましたが。知らなかった人。名前は知っているけど中身をまったく知らない人を少ししることが出来た。


 その中でもソニーの井深さんの章のエピソードが印象に残る。

 パートナーである盛田氏が1955年にトランジスタラジオの売り込みにいったアメリカの大手と計会社から「ソニーブランドを外して、こちらのブランドで売る契約なら10万台引き取る」という条件を「五十年前にはあなたの会社も無名だった。五十年先にはソニーは今のおたく以上に有名になっている」とけったエピソードを読んだ時に、ただ、「かっこ良~な! ソニー」と思った。

 アップル製品がもてはやされているが、ソニーも以前、革新的な製品を次から次と発表して世界的なブランドになった日本発のブランドだから、今後は、また その歴史を上回る活躍をしてほしいと思った。

 本当にソニーってかっこ良かったんだなぁ~♪♪


 また、もうひとつ 東海発の世界的ブランド「ノリタケ」の大倉和親さんの章で、現在のノリタケ以外にもTOTO日本碍子日本特殊陶業INAXなどを世界的なセラミック関連企業を育てた立役者であることをはじめて知った。

 さらに 超有名人だから名前は知っているけど 詳しくは知らない小林一三
 
 意外にも34歳までは三井銀行の一会社員だったこと。

 そして、この人の言葉として紹介されているこの言葉にとても魅力を感じた。

「青年よ、独立せよ。大会社にあこがれるな。商売はいくらでもある。仕事はどこにでもある」

 まるで、今の時代の人間言っているようだ。
 これからの変化の早い時代に、大会社では方向転換が遅れやすく変化に対応しにくい。 

こんな時代だからこそ、一人で、どんな仕事をしても 食って行ける。 

 そんなたくましさが必要だな~ と
この本に出てくる人達は100年くらい前の人達が多いのに今の世代にアドバイスをくれているような人が多い。

 
 さらに 半分あるので 読み進めよう♪♪

 
小林一三の著書「私の事業観」を買ってみよう♪♪