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三重県鈴鹿市から仕事の事。興味のある事。鈴鹿の事など自分の為に書いています♪♪

【読書】戦略のパラドックスへの解 デトロイトトーマツコンサルティング著を読んで

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【読書】戦略のパラドックスへの解 デトロイトトーマツコンサルティング著を読んで


第一章 戦略的柔軟性の必要性とその実践法
第二章 自動車業界
第三章 小売業界
第四章 通信業界
第五章 医療機器業界

 第二章を読んでいてもあまり ぴんとこなかった(^^; ものの
やはり小売業界に関しての部分では自分の仕事と関係する部分があるので
興味深く読む事ができた。

 
 出てくる事例が超大企業だったり、大きなトレンドの話が多く書かれているが
第一章で書かれているとおり、「優れた戦略」が引き起こす自己矛盾 というのは
ぼくのように小さな商売をしている人も、大きな企業を率いている人も 同じように
日々の仕事の実践の中で誰もがぶつかり肌感覚であるものじゃないかな?と思った。


実際に商売を続ける中では、
┌───────────────────────────────────────────┐
誰よりも良いモノやサービスを 誰よりも安く提供 すれば、栄える。 
└───────────────────────────────────────────┘
と誰もが知っている。(=知っていても実現は難しいよね!)

ただし、従業員やその家族に犠牲を強いては意味がなく
従業員やその家族が 豊かで幸せを得ながら実現を目指す。
(=上場企業だと、高コスト体質として批判されそう(^^;)


 コストを押さえて、安く提供する事と 関わる人すべてを幸せにするための利益 という
相反するものを、実現するために日々がんばっている経営者って多いと思う。
 
 
 学者や評論家のように 知識ではなく 経営している人なら肌感覚で、感じている

「優れた戦略」が引き起こす自己矛盾

 カンタンに答えなんてなく 100社あれば答えも100通り、いや 1000でも10000通りでもあるだろうなぁ~

 賢い人達が、難しく考えても決まった答えなどない事をあらためて感じた本でした♪♪

 答えが無いから、
 正確にいうと答えがひとつじゃないからオモシロイんだね。 現実の社会は。(楽とはいえないが)

 学校のように、正確に一つの解釈/答えを出す競争では、ぼくはすぐ負けてしまう(^^;