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三重県鈴鹿市から仕事の事。興味のある事。鈴鹿の事など自分の為に書いています♪♪

【読書】新聞•テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか 上杉隆:著 を読んで

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PHP新書 ISBN 978-4-569-80282-4  

はじまりに書かれていた
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私がジャーナリストを休業する決意を固めたのは、東日本大震災ならびに福島第一原発事故がおこった「3.11」の直後だった。
マスメディアによる「ウソ」がこれほどまでに罪深いものであったことは、戦時中を除いて、はたしてこれまであったであろうか。
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また、この本で読んで驚いた部分 本当に? 検索ではイマイチ正確にわからなかった
福島原発の事故報道のウソについて沢山書いてあるなかで
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私が許せなかったのは、既存メディアの姿勢である。じつは既存メディアには、放射能事故が起きた時に
「この圏内に入っては行けない」という内規がある。時事通信社は60km、朝日新聞社や民放各局は50km、NHKは40km。
つまり、政府発表の「避難地域は20km圏内」によって、ソレ以外の地域は安全だと報じておきながら、既存メディアの記者達自身は、
実際にその地域に入っていなかったのだ。
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この本の著者、ネットで調べるとかなり かなり攻撃されてますね。

 また、久しぶりに放射能関連のBlogその他 ネット記事を見ていると

放射能汚染について危ないよと書いている系は → 攻撃されがち
放射能なんて事故前からあって問題ないレベル系は → 攻撃されてなさそう

 なぜ 「危ないよ」「注意しなよ」と書くと
「不安をあおるな?」 「確証あるのか?」 と攻撃する人が出るのだろう?


 PM2.5が危ない というのは 沢山報道されるのに
 放射能が危ないという報道が 少ないのはなぜだろう?

 どうも違和感がある。

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 先日読んだ 電子書籍の本

【読書】電子書籍元年 iPad&キンドルで本と出版業界は激変するか?を読んで

その中には、紙の書籍として出てくるまでに 編集者が行う事として
事実関係の確認など※もちろんマチガイがゼロではないが しているなど書かれていた。
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 この本が紙の書籍として出版されている事。
 これだけで、著者/編集者/出版会社の目を通過して 読者に伝えたい内容/伝えるべき内容があると
考えられると思う。

自分のためだけなら、別に誰かに伝えなくてもいいのに「危ないよ」と書くと攻撃されがちなのは
なぜなんだろう?


 この本を読んで、そんな事を考えた。 考えたけど 答えは思い浮かばないけども。
 

本を読んで、さらに思った事。


 鈴鹿市のお隣 四日市市では、高度成長期に、深刻な環境汚染が広がって 公害がおきた。
公害問題も、発生当初は 「問題ない」「因果関係は認められない」などがあったようだ。
それを一般市民が原告となり 裁判をおこしたことで、徐々に認められ、今となっては
 公害があったと認識している。

放射能事故も、まだ 起きてから2年と日が浅い。
今後10年 30年 50年 100年後の人々が

 今の放射能が危ない/危なくない についての発言やニュース、一般人のBlogなどを
見てどう思うだろうか?

 100年後の人達に、恥ずかしくない選択や生き方をしないとかっこ悪いな。

100年前いや それ以上前の人々が、現在生きている人間に残してくれたものを
今の時代に、食いつぶしたり、破壊して消滅させてしまったら、本当に申し訳ないな。

 そんな事を思いました。

 恥ずかしくない生き方しているか?

 常に自問自答するように心がけよう♪♪  ついつい 楽な方へ流されちゃうから

たにがわ