.

三重県鈴鹿市から仕事の事。興味のある事。鈴鹿の事など自分の為に書いています♪♪

【読書】本を売る現場でなにが起こっているのか!? 雷鳥社 を読んで

R0015039


2007年10月発行 第二刷を2013年になって読んだこの本。

 全体的に、インターネット専業の本屋さんが通信販売で(この本の時期はこうだったんですね。今は翌日が多い)
2~3日で届くのに街の本屋さんにお願いすると、いったいいつ手に入るかわからないくらい待たされる。
 
 その利便性や雑誌/週刊誌などの定期的に足を運んでもらって買ってもらう書籍はコンビニという利便性の高いリアル店舗に負ける。
という、今後が不安な本屋さんのリアル店舗の事が記述されていました。

 しかし、そんな厳しい中でも、この本の中で事例をあげてとりあげられている会社は、
いろんな事にチャレンジしている事が書いてあった。
どこのお店や会社も2013年検索したら、しっかりとHPを公開していて
もちろん営業されている会社ばかりでしたが、本に取り上げられるような本屋さんでない場合は
この数年間に、ますます減少したんだろうな。


 この本を読みながら考えたのは、実店舗を持ち、通信販売も行っている自分自身が考える
「いつまでも存在しえるお店は?」の問いに。
「存在価値のあるお店」=「なくなった時に困る人が出るお店」かな?という想いだった。

 そう考えると、(※工業製品、自分自身が販売しているカー用品の場合)

カタログからまる写ししただけのスペック
カタログやメーカーから提供された決まりきった角度の写真や文章
実際にその製品を使用したことも、見た事も無い
その商品を一度も在庫したことが無い

というお店は無くなっていくだろうと思った。



■具体的な、買い物のシーンで考えてみたら。■
より、どうあるべきか解りやすかった。

買い物しようとするお店や通信販売専門の会社が

信販売専門の実店舗の無いお店で、
実際の商品を触っていなくて、
商品知識がなく、
注文を受けた時だけ取り寄せして販売。

だったとしたら、このお店で買う理由なんてない。

メーカーが直売してくれたらいいだけになってしまう。小売店の存在価値ゼロだ。



■いつまでも繁盛するお店って■

ダメな店の基準は自分でもわかったのでその反対で
取扱商品について、
日本一さらに世界一詳しく
実際の製品に誰よりも触れていて詳しく
すべての商品が在庫が潤沢に揃っている

が大切だな。
そしてこれらはすべて、普段からそうなるべく努力中のものばかりだ。間違ってなさそうで良かった♪♪
これからも、存在価値のあるお店になれるように日々精進しよう。


■この本を読んで■

基本的に、本屋さんに限らず小売店はどこでも手に入る商品を販売しているワケだから。
小売店の自社に、あてはめて考えてみて。
出来ている部分。さらに強化していく部分がよく理解できた。
買ってよかった! 

たにがわ