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【読書】文明の衝突と21世紀の日本 サミュエル ハンチントン著作 鈴木主税訳を読んで

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1993年に発表された「文明の衝突」理論。
その後の1999年に発表された論文も収録、日本版向けに編集された本。
 
多文明
転機となる戦争、アフガン戦争と湾岸戦争
中国の覇権 バランシングとバンドワゴニング

 

 
など
 

感想

 
文明の衝突」理論が、多くの人に影響を与えているとおり
1993年に発表された内容は、今をあらわしているようで的確。
現在、国ではなくISという国ではない組織が、イスラム圏にある従来の国家や西欧文明が衝突しているのをニュースで報道されていること。
中国の海洋進出のニュースが頻繁に報道されていること。
 
 あたりすぎで恐い本。
 
※今(並行して)読んでいる「ローマ人の物語」も文化/文明についての本だから偶然だけど良い読み合わせになっていて面白い。
 
 この本の中で、台頭する中国に対して、日本がとる態度についても書いてある。
今のところ、短期的な日本の態度はそのとおり進んでいる。
 
 そして長期的に著者が日本が向かうと見ている方向に、すでに韓国が進んでいるように見える。
 
 今後、中国は日本よりもさらに急激に少子高齢化を迎え、経済成長もゆるやかになる中で共産党独裁政権を続けて行けないようにも思うしどうなるんだろうか?
 
 中国の国力の強弱に出来るだけ影響を受けずに、日本が経済力とともに独立した文化圏としてある程度の規模をもったまま持続的に成長出来るといいんだけどなぁ〜
 
 どうなるんだろうなぁ?
 
 とにかく、この本の話はスケールが大きすぎるが
零細商店主に出来る事は、この時代/これからの時代も生き残れるように毎日しっかりやるだけだな(^^;