ちきりん
自分メディアはこう作る ちきりん:著作 を読んで
自分メディア
自分が発信するスタンスをコントロール出来るメディアを育てるための考え方などが多く書かれていた。
いい本だなと思う。
一方で、ちきりん最初の職業選びの中で書いてあった。
大学在学中には沢山のアルバイトをしましたから、いろいろなバイトの話の中
飲食店で、仕込や調理補助、接客、皿洗いなどをしたこと。手が荒れて悲しかったです。
と書いた次の文章
そういうところで何年も働いている母子家庭のお母さんや中国人留学生に会って、恥ずかしながら「日本にこういう生活をしている人がいるんだ」と初めて知りました。
という部分と
学校にお金を払う=教育投資とは言えない時代 奨学金返済の事を取り上げたエントリーの中で
食べて行くのに、大学や専門学校に(その授業料に見合う)価値があると思えません。借金までして、たいして価値のない学校にお金を払うなんてもったいない
が、自分の中で引っかかった。
豊かになる意味というエントリーでは20代の終わりにアメリカに留学した時、この問いへの自分なりの答えを手に入れました。
とご自身の経験の中で、大学や留学で 手にすることが出来たものをあげているのに
なぜ? 大学なんか行く必要ないと言えたりするのかな?
大学へ行くことができたことも、
留学できたことも
自分だけのチカラ”だけ”ではなく、とても幸運な家庭に生まれ育ったこともあると思うんだけどな。
そんな事、少しも思わないのかな?
この本を読んで、著者の自分メディアの作り方やルールにとても納得出来だけに、大学の記述などの価値観の部分が理解出来なくて消化不良。ちょっとモヤモヤ。なんでかな?