美徳の経営 野中郁次郎 紺野登著作を読んで
正直この本は、読むのに時間がかかりました。
学校の教科書のような感じで 難しい印象を受けました。
しかし、そんな中でも
一番最初に書かれているとおり 経営が「質の時代」に入っている「量の時代」のピークは過ぎた
との部分に非常に共感できるし このあとで続く本文の中に 書かれている事がとても必要に感じた。※もう少しカンタンにわかりやすく書いていただけるとありがたいですが(^^;
読みにくかったのはなぜか?
それを考える時 今まで全く自分が使わない言葉がわりと沢山出て来たからではないかな?と読み終えて思っている。
賢慮(フロネシスphronesis)
アルチザン(経営の職人artisan)
テクネー(技)
エピスメーテー(サイエンス)
エクセレントカンパニー
ビジョナリーカンパニー
古代ギリシャの卓越性(エクセレンス)アレテー
美徳(virtue)
徳(ethical virtue)
美(aesthetic virtue)
力量(virtu)
フェアネス
共通善
ニッコロ マキアヴェリ
マッキンタイア
コミュニタリアニズム(共同体の善を重視する政治哲学)
ソーシャルキャピタルと経営創造
ウィンストン•チャーチル卿
アート企業の台頭
などなど 今の自分では、一回読んだだけではよくわからない部分も多かったのだが、賢慮という言葉や美徳の経営という言葉の中に 人間味を感じる経営というものがあるような気がした。
本文の中であった
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こういう時代にこそ、いかにうまく生きるテクニックを子供達に教えるのもひとつだが、何が美しいか、善いか、といった「判断力」や智慧について教えることも重要ではないだろうか。
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という部分があり 子供だけでなく自分も含めて経営者は、常に変わりゆく状況の中で適切な判断を下すために 何が美しいか? 何が善いか? を常に自問自答して自分の中で明確な基準をもつ必要があるように感じた。
この記事は、鈴鹿でカーフィル施工や自動車ガラスの修理(ウィンドリペア):自動車ガラスの交換:のお店を谷川屋の谷川まさひろがかきました。