小さい つ が消えた日
ステファノ*フォン*ロー 文
トルステン*クロケンブリンク 絵
物語の中 (言葉/文字の集まりである)五十音村でおきた騒動をとても読みやすく
わかりやすい言葉で、子供から大人まで読みやすい表現で書かれています。
あらすじは、こちら(http://www.sanshusha.co.jp/tsu/story.html)で見てもらうといいのですが、
このような感じ
文字の中で音がない小さい「つ」が他の文字から
音がない文字なんて文字じゃないと ”ばか”にされて落ち込み、家出をすることに。
音がない文字なんて‥‥‥とばかにしていた他の文字達、
しかし、実際に小さい「つ」がいなくなったら
ちいさい「つ」を抜いた言葉でしか表現できなくなってしまった、五十音村と日本中で
正しい会話ができなくなってしまって大混乱
「訴えますか」は「うたえますか」に
「根っこを食べる」は「ネコを食べる」に
ただしく会話をして 正しく相手に伝える事ができなくなってしまって大変なことに
五十音村の文字達が、小さい「つ」に帰って来てもらえたのか どうか?
誰もがとても大切で貴重な存在であることを教えてくれるとてもステキな本でした。