【読書】サービスの達人たち 野地秩嘉:著 新潮文庫 を読んで
本をポケットなどに入れていたためボロボロになってしまったが(^^;
いい本にめぐりあった♪♪
この本の中で印象に残っているところ
ロールスロイスを売り続ける男の章で出てくる二つ
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一台数千万の高級車を販売する人だが スーツは国産の5万円 靴は一万円ちょっと 時計も6万円で高価なものは身につけていない。
身だしなみは 服装やくつだけでなくツメや歯の状態もキレイにしておく。高価な服を着るよりも、髪の毛を整える、いつも新しい靴下を履くといった細かな部bんに清潔感を出す事を心掛けているようだ。
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寝癖がついていたり、ヒゲが多少のこっている顔でも平気で過ごしている自分に多いに反省。
この本は少し前に読み終えたけど、それ以来 清潔感の反対にあるヒゲ。
これだけは、毎日欠かさずに剃るようになった。それでも夕方はもう濃いんだけどね。
ぼくのお店は、お客様を迎える商売。
この本を読んで、高いもの着る必要性ではなく (店では作業着なので)作業着でも
キレイに選択されているものを着る あまりにも古くなって穴のあいているような作業着は捨てるようにするようになった。
少しづつだが改善していこう♪♪
ヘップバーンも虜にした靴磨きの章で出てくる
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彼は銀座や赤坂の靴屋を見て回り、新しいブランド品が輸入されていようものなら、一足十万円以上のものでも「研究のために」あっさりと買い込んでしまう。必ず自分で履いてみて、皮の性質や耐久性もじっくりと調べるのだ。
一足磨いて800円という源ちゃんの収入では相当な買い物といえうのだがこうした靴に対しての費用は惜しみなく使うのが彼の流儀だ。
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この部分は、自分自身、キャリアやタイヤチェーンなどの販売製品について使用したり 研究しているので
お金をかけておこなう研究の重要性を認識しているので さすが!と思った。
ネットショップは、見た事も触った事もない商品をカンタンに販売開始することが可能な場合もある。
しかし、あえてそうしない。
とても泥臭い、地道な作業だけれど ”現物を知り尽くしたプロ” である必要がますます重要になってくると思う。
本当に達人の域には達していないしTHULEブランドの製品以外だと、まだまだ、知らない部分/解っていない部分も
多くあるのでもっともっと、取扱いしている製品に対する知識/経験を増やし続けていきたいと思う。
店長:たにがわ♪♪