
【読書】最後の将軍 ー徳川慶喜ー 司馬遼太郎 を読んで
文春文庫
大正12年生まれの著者が 大正2年に無くなった 最後の将軍 徳川慶喜について
まるで 現場でお供していたかのような臨場感あふれる文章で書かれた 約300ページの小さな文庫本。
最後の第十五代将軍や大政奉還という歴史で習った事のある程度しか知らない主人公、徳川慶喜。
この小説で書かれたような人物だったのかな?
本当の人物像、それは この本一冊読んだだけの自分にわからないが、幕末の政権交代は 内戦寸前、すでに散発的に内戦も起きている状態で、幕府の本拠地である江戸を離れて 将軍になり、江戸幕府を閉じた最後の将軍はどんな人だったのか?
ものすごく興味がわいた。
(自分の中では)意外なことに、明治新政府にとってかわられた、「最後の将軍」の方が、うばった側の明治天皇よりも長生きしていた事もこの本を読むまで知らなかった。
どんな気持ちで、新しい明治時代を生きていたのだろう?
自伝などは 残していないのかな?
調べてみよう♪♪
この本の帯には、NMHK大河ドラマ「徳川慶喜」の原作! とかついていたけど
チャンスがあれば、見てみたいなぁ~