■出発のきっかけ
快晴の日曜日。
朝早くから目が覚めたのが自分だけではなく、6歳の息子も珍しく早起き。
上の子供は修学旅行の前日説明やら荷物を預けるやらで学校があり、
妻は仕事があり出勤。
この日は二人でどこに行くかなぁと考え、当初の予定は津市にある県立美術館で行われている絵本展だった。
しかし、予想外の早起きで時間がたっぷり、美術館の開館時間ははるか先。
そこで、少しづつ薄れてきたけど、今も鉄道が好きなので
先日仕事で行ったついでに見てきた旧名鉄美濃駅(岐阜県美濃市)の写真を見せて「ここに行くか?」と聞くと二つ返事で「行く!」と言ったので、
すかさず「じゃぁ行こう」と二人で、鉄道(駅弁)の旅へ出発♪♪
■JRに乗って、美濃太田駅へ
ディーゼル機関車が好きな子供と二人で鉄道の旅へ。
JR四日市駅から、JR美濃太田駅へ本来なら片道で1660円かかるところを、
いつものごとくセコく、1日乗り放題のJR東海 青空フリーパス 2570円を
JR四日市駅の窓口で購入し出発(長良川鉄道だけ切符を購入 630円)
JR岐阜駅までは順調なスタート。しかし、ここでちょっとしたトラブル。
JR美濃太田駅に向かう列車に、乗り換えが必要なJR岐阜駅で、(乗り継ぎ時間が短い)トイレに行ってる間に乗り継ぎの列車は出発。。。※小さい子供を連れて移動したことがある人には、あるあるですよねw
JR岐阜駅から乗り継ぎの列車、JR美濃太田駅行きは20分から30分待てばあるものの、JR美濃太田駅から先の、長良川鉄道が、1時間に1本あるかないかの本数。
少し考えたものの、美濃太田駅にはゆっくり行けばいいやと開きなおって
駅の構内から、ちらっと見えていた駅前のテントが一杯並んでいるところへ行ってみることにした。(何回かJR岐阜駅に来た時にはなかったのでイベントのようだ)
一旦JR岐阜駅を出て、まだ準備中のスタッフに聞いてみるが、お昼前からスタートとのこと。残念。
※JR岐阜駅前で「岐阜ビール祭り(柳ヶ瀬ビッグパブ)」開催!だったみたい。
駅の外に出ている間に、アッと言う間に時間は過ぎ、もう一度JR岐阜駅に入って、
JR美濃太田行きに乗車。
この路線も電線がなくて、ディーゼルエンジンの列車に揺られて走る。
JR美濃太田駅では、今では珍しくなった駅弁の販売店(ホームによくあるコンビニじゃない駅弁屋さん)で釜飯とチラシ寿司の2つメニューから、以前釜飯は買ったので今回ちらし寿司を購入。(入れ物が陶器!)
一旦、美濃太田駅の改札を出て同じ駅の建物の中にある長良川鉄道のホームへ階段を押していくとゲートも何もない長良川鉄道♪♪
美濃市駅までの切符を購入し、お腹が空いて我慢できない子供がホームで弁当を食べはじめていると、一両だけの長良川鉄道がディーゼルエンジンの音を響かせながらホームにゆっくりと入っくる。降りてくる人は意外に多くて、外国人の観光客の姿もある。
乗客が全員降りたのを確認して、二人で列車に乗り込み、食事の続きを済ます。
本当は、列車に揺られながら食べるハズだったけどお腹が空いてたからしょうがないね。
発車時刻までの間に、食べ終わってしまって残念だったけど、実際には発車時刻になると沢山の人が乗車してきて立ってる人までいたので食べ終わっておいて正解だったかな?
今時珍しい、窓が開く列車。 風が心地よい。
窓を少し開けて、風を受けながら窓の外を見ながら少し眠くなりかけの子供。
しかし、意外と車内は満席で立っている人までいるので眠たいけど眠れないまま美濃市駅に到着。
関の刃物会館前駅や 関駅で沢山の人がおりていった後は、空いてる車内でゆっくり車窓を眺めているうちに美濃市駅に到着。
先週、仕事で来た時は雨や曇りで綺麗に見えなかった美濃市駅だけど、登録有形文化財に指定されている木造駅舎は、青空の下で見るといい雰囲気。
美濃市駅の改札を出ると、歩いてスグの旧名鉄美濃駅へ二人で歩く。
歩いて5分もしないうちに、洋風建築の旧名鉄美濃駅だ。
残っているのは駅舎とホーム。線路が10数m。 車両が3両。
たった、それだけの場所だけど、リニア鉄道博物館などと違って他のお客さんがほとんどいないので保管されている車両を触ったり、線路を歩いたり、思う存分楽しんでいた。
狭い駅の中で、1時間以上いただろうか?
ずーっと、動きっぱなしの子供は、結構満足したようだった。
本当は、もう少しいたいだろうけど、1本ずらすと帰る時間がすぐに6時台に突入するほど、時刻表がスカスカの長良川鉄道なので、二人で慌てて美濃市駅に帰路に着いた。
■帰り
早起きして、疲れているので帰りの長良川鉄道に乗ってる途中でいつものように熟睡。
JR美濃太田駅についても、寝たまま。
JR美濃太田駅からJR岐阜駅の途中で、一旦起きたけどまた、車内で寝て、JR名古屋駅JR四日市に戻ってきた時には、お腹が空いたようだったので家に帰る途中、コンビニへ寄り道してから家に帰った。
■おまけ
目一杯、動いた日曜日。これからもっと沢山の事を経験するので
小さな頃の鉄道(駅弁)の旅も、ドンドン忘れていくだろう。
どちらかと言うと、自分の楽しみのような鉄道の旅。
また、行こう♪♪