本
「ティッピングポイント」「天才! 成功する人々の法則」などの著者の本
面白い=興味のある事柄について今のところハズレなく面白い内容だった。
44ページ訴えられる医者と訴えられない者
73ページ:説明できないと話をでっち上げる
177ページ革新的製品は市場調査になじまない
アーロンチェアの例を出している
164ページルイス•チェスキン マーケティング分野で1人で活躍した偉大な人物ルイスチェスキンが提案した感覚移転の概念
162ページ:感覚移転と市場調査の罠
その他、ペプシチャレンジとコカコーラの失敗など
知らなかった事が沢山出て来て新鮮な一冊。
感想
日本語でいうと直感だろうか?
最初の印象について「正しい場合」と「間違う場合/間違いやすい場合」について、しつこく書いてある。
特に間違う/間違いやすい事について、意識的に修正出来ず間違った判断のために起きた悲劇の事例を読んでいると、間違いをなくす人間になることそのものが不可能で、間違いに気がついた時は、取り返しのつかない事態になっている。
予防的に、間違った判断からはじまる間違った行動を抑止する方法/仕組み?訓練?などがいるような気になった。
本にも、訓練が必要だと本に書いてあるから、気になったんじゃなくて、本のまんまだね(^^;
特に自分の知らない分野/興味のない事を判断する時。
間違う可能性が非常に高くなりそうなので、こういった分野で決断し、行動する時には、時間をかけすぎても悪くないと思えた。
ニュースで聞くことがある詐欺や、違法な契約トラブルといった事例もすべて
被害者が「よくわからないけど、「今日まで」「今決めて」と言われたので」と
判断するのに時間的制限という圧力を加えられて「契約しちゃった」というパターンが
多いような気がするなぁ。
スピード重視の時代で、チャンスを逃すな!という雰囲気が流れている時代だからこそ
わからないことは、ゆっくりじっくり判断するクセをつけよう♪♪
ただし、知っている事=経験もありよく知っている分野の事は直感を信じてさっさと行動しよう♪♪ また、正しい判断を行えるように毎日、自分の中や会社の中に情報と経験の蓄積が大切だな。