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【読書】電子書籍元年 iPad&キンドルで本と出版業界は激変するか?を読んで

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【読書】電子書籍元年 iPad&キンドルで本と出版業界は激変するか?を読んで

田代真人:著 インプレスジャパン

 電子書籍について、自炊してiPadで読む人がいて スキャン代行サービスが
違法かどうか? 議論になっているのをテレビで見た事がある程度で
何も、予備知識なしに読んだが、とても丁寧な説明でわかりやすい本だった。


 特に印象に残っているのは

第二章 これまでの出版とこれからの書籍
の中で、これまでの出版とはなんだったのか? はじめ
そもそも現在の書籍と電子書籍で商品としての違いや
電子書籍と一言ですましているけど、実際には大きな3つの販売業者があること
販売業者が支配者となると起こりえる問題点

消されたKindle書籍
App Storeから消えた写真集

などの現在の状態や、

 第三章以降の実際に売れる電子書籍をどうやったら

 作れるのか? 売れるのか? 儲かるのか?
の著者個人の考え



このあたりのページは読んでいてオモシロイと感じた。

 
現状では電子書籍で一儲けなんて事は、難しい
紙の書籍となっている情報への信頼性などを考慮するとイマイチ
と考えられる電子書籍

しかし、ネット上にある情報が、まったく信頼できないモノをわりと目にしていた状態から、徐々に多くの目に触れる事で
信頼にたる情報とそうでない情報とに、少しづつわかれて 目にする情報は精度が高くなっているように
 電子書籍も玉石混淆の状態から少しづつ レベルアップしていくようになるのかな?と思った。

 情報の内容によりけど、自分としては紙の書籍が好きで 一冊の本として読みたいなと思う。

 ニュースなどのフロー系の情報は 電子書籍系でも良いが 
 ストック系 なんだろうな? 教科書系かな? はやはり紙がいいと思う。


 それと、新聞>ラジオ>テレビ>ネットと新しいメディアが誕生しても
前の世代のメディアも消えることなく一定のシェアは獲得し続けているので ”紙の本がゼロ”になることは
ないだろうなと思う。