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ブランドの条件 山田登世子著作 を読んで

ブランドの条件 山田登世子著作

ルイ・ヴィトン エルメス シャネルを軸にブランドとは何か その出自などについて ブランドメーカーの生き残り策をじっくり観察・解説しているような本で
ブランドに興味がある人ではなく、商売人にこそヒントが多いような 読み方によってはビジネス本でもいいかな?と思える本でした。

 特に すべての商品で同質化が進んで、価格競争が激しく行われて大手企業でも赤字を出している現代で
必死に 差別化・オリジナル化に取り組む企業やブランドが多いから 今
絶大な支持を得ている(ブランドに興味のないタニガワでも名前を知っているスーパーブランド)ブランドの
成り立ちについて、その名前の背後にある権威や信用の根拠がどこから来たのか? はとても興味深く読むことができた。

 この本に教えてもらったことで

 ルイ・ヴィトンエルメスとシャネルというブランドが 全く異質なものであるのに
どちらも大きなブランドとして存在しているのが、とても不思議だった。

 読んでわかったような気がしたブランドについて、最後まで読んでまた ブランドってどうやって生まれるのか?がわからなくなった(^^;

 また、ブランド(=名前)のチカラは
個々の製品とは関係なく(まったく関係ない訳ないが)、人名を含む名前(=ブランド)にまつわる伝説の数々が、何か別次元のチカラを加える要素なのかな?と感じた。

 ブランドを作る・ブランド化するのには、製品とは全く関係ない「伝説というエッセンス」みたいなものがない。
人それぞれにさまざまなエピソードがあって当然だから、伝説にするための材料はあるはずでそれを有名に出来るかどうか?が肝かな?

 最近のスポーツ番組でも、視聴者に興味を持たせて視聴率をあげるために、試合前に、やたらアスリートの生まれ・挫折・悲劇などを取り上げているが
これらも応援・支持をえるために有効なんだろう。 実際、そういうのを見ると応援したくなるものな 単純すぎて恥ずかしいが(^^;


 ブランドについて 興味が出たので、もっと他の書籍も読んでみよう♪♪

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 しかし、アメリカ・日本で沢山売られているブランドの「名前」。 買うことに何に満足しているのだろう?

それとも、「好き」の理由を探すのがヤボなだけか?