ディズニーランド「キャスト」育成ノウハウ 小松田勝：著 経林書房を読んで
2005年に書かれた本で、米国シズラーステーキハウスの日本展開ではオープニングマネージャー、その後 いくつかのあと 1982年より東京ディズニーリゾート食堂部教育担当リーダーとして教育訓練システム開発。1987年からコンサルティングを行っている著者。
東京ディズニーランドが出来て随分 経過するが オープン当時はいろいろな問題があったが、うまくいった事。（※秘訣とかノウハウではない）
出来事を、いくつも書いてある本だった。
ディズニーフィロソフィー
コーテシー
オペレーションサービス
ユニフォームでなくコスチューム
従業員でなくキャスト
高品位サービスの原点 しつけ
特にオープン当初は 舞浜駅がなかったらしい事が書いてあったり、駐車場、乗り物、園内の食事施設など、どこにいっても何時間も待たせることでお客さんの不満がいたるところで爆発していた事も書いてあった。
そりゃ 待ってるだけで一日終わるような施設は、日本にそれまなかったし、前例の無い混雑に対峙して、ほとんどのお客さんにいい気持ちで帰ってもらえる施設に磨き上げてきたということが 東京ディスニーランドを未だにブッチギリの施設にしているのかもな。
サービスについて考えるための良い本だった。
ディズニーランド関連で接客についての本は、本当に沢山出ているようで たまたま入った本屋さんでは 何冊もディズニーランドがらみの書籍がビジネスコーナーでならんでいた
