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三重県鈴鹿市から仕事の事。興味のある事。鈴鹿の事など自分の為に書いています♪♪

【読書】小さな会社のブランド戦略「生き方」と「働き方」が一致するビジネスモデル 村尾隆介:著を読んで


book


第一章
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「大好きなお客様」とだけ、お付き合いする時代
 ビジネスをひもとけば、そのほとんどが「伝える」ということに関連しています
小さな会社が夢を語る時代
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 自分が思い描いているお客様像が明確で、対象にしているお客様に来ていただけているか?
とても大切だと、最近は常に意識しているので上記の言葉が強く印象に残った。
 そして、想いを伝えることの練習として 家族•友人など身近な人に本当に自分のやりたい事や考えている事を常日頃から伝えているか?伝わっているか?を改めて見直してみよう。

 特に、家族は、毎日あうからこそイチイチ伝えないことが多いように思う。つい今度でいいやと。
 毎日を今日が人生最後の日だったら、と仮定して、最後なら言うだろうと思う事は、面倒くさがらないで伝えて行こうと思う♪♪
 

第二章
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この本のなかにあった事例紹介で面白そうな会社

•職業は「パンガン島の専門家」大好きを理由に起業
 とりあえず専門家宣言
•数年待ちはあたりまえ、拡大しない勇気を持つ”生ハム屋”
 自分のサイズを定める
•関わる人すべてがハッピー 真っ暗なNPOがつくる明るい未来
 ダイアログ•イン•ザ•ダーク•ジャパン
•ラ•レーテ
 人口1700人の小さな島がつくる、ワールドカップのゴールネット
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 今まで読んだことがあるブランドなどについて書いてある著者というのは日本人なので当たり前のように日本の事例しか無かったのだが、この本には、海外の会社も事例として紹介されていた。
 特にイタリアなんて行った事がないので、人生を楽しんでいる”イメージだけ”をいだいているので、ゴールネットを作っている会社や、自分が納得出来るレベルの数量だけを作る生ハム屋さんなどの会社/店の事例は、実にかっこい~生き方だと思った。
 日本も海外でも関係なくこういう小さいけど存在感を示している会社/店ってステキだな。
 そのレベルに到達できるように、毎日0.1%づつでいいので進化を続けたい。


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第三章にあった見出し

成功とは「幸せになること」と発想する
お化けの足を見る能力
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 この三章の中では、大切だな!と思える言葉が沢山ある中で
お化けの足を見る能力という部分、本田宗一郎さんのエピソードとからめて書いてあったのだが、「観察力が本当に重要だな」「見てるようで何も見てないな」と自分自身で反省することが最近多いので、心”ぐさっ!”とささった。

 先日、江戸時代の画家、伊藤若冲展というのを見に行った時のこと。

 ある絵=掛け軸を見た(見ているつもりだった)。
 展示室の外に出てから案内や解説する人にその絵のことを聞いてみると、掛け軸の通常中身(真ん中の部分)だけでなく。
「掛け軸の絵を貼付けてある背景だと思って見ている部分(=掛幅装)も含めて全部を書いてあるんですよ」描表装というらしいですね
と教えてもらってビックリ。。。。
教えてもらうまでまったく気がつかなかった(=見てなかった)ことがあった。
聞かなければ、もう一度見に行くこともしないで通りすぎていただろうなぁ~

 一流の人ならこういう見落としをしないだろうなぁ~とあらためてこの本を読みながら思い出していた。

 見る目がある。

 その言葉どおり、観察力のするどさ/感覚の鋭敏さであると感じるとともに、感度の良さがなければブランドと呼ばれるほどの会社/店は作る事が出来ないなぁ。

 感性も含めて自分を磨き高める事。常に心掛けて見る目のある人間になれるようにしよう。

江戸琳派における描表装再考

http://kirara.cyber.kyoto-art.ac.jp/digital_kirara/graduation_works/detail.php?act=dtl&year=2005&cid=551&ctl_id=15&cate_id=32


カーキャリア=有限会社谷川屋や THULE=有限会社谷川屋 だと認識されるほどの店になろう♪♪