読書家でもある福原義春さんの著書。
またまた、先にお読みになった方の感想を読んで購入だからやっぱり大満足の内容(^^;
この本の中で特に気に入ったところ
「見えないものをみる」 昼間の星は見えない
経済活動においても、見えない存在があることを、つねに念頭においていることが大切ではないだろうか?
数字やデータに表れない情報、世界の本質に、私達は、もっと目を向けるべきなのだ。
みんなはデータに出来るいくつかの指標を後生大事に、忙しい中それだけお見ている。しかし、世の中にはデータにできない大切なことがいっぱいあるのだ。
見えないけど何か感じるもの。
戦後の成長を続けていた日本では、見えない=存在しない
とされてきたものを考えること。
最近 ちょっと流れがかわってきたようにも思う。
ゲゲゲの鬼太郎の作者の物語がテレビで放映され「妖怪」という言葉が出たり。
悪いことすると、人の目がなくてもお天道様が見ているよとかいう感覚が少しだけ復権しつつあるように感じる。
バブル崩壊や村上ファンドやライブドアの事件でおきてから、ゆきすぎた拝金主義に多くの人が違和感を感じているのじゃないかな?
最近またテレビに出演しているホリエモンがいるけど、少なくとも自分にとって違和感あり。なぜ人気なのだろう?
この人の著作を読むと 鬼畜米英から終戦の日を境にして、アメリカ文化/文明が正しく日本的/東洋的なものは遅れていると考え、現在まで突き進んできた日本の大企業の経営者らしくないと感じる。
他の大企業の経営者の人にも、本当はそういう想いがあるのかもしれないが、そういう意味/趣旨のことを読んだり/聞いたりした記憶がないなぁ。
同じような感じを受けたのは、戦前からすでに経営者で戦後も日本経済の成長とともに大企業になったような人で、戦前の日本/東洋的な考え方のように思う。
出光佐三とか岩谷直治、しか思い浮かばないないが(^^;
自己が確立しているから他の文化/文明に出会っても自分なりの解釈/消化をすることが出来る人。
自分はそのレベルに達していないが、そういうレベルになれるようになりたいと思う♪♪
三重県は、最高の美=自然 が沢山あるので沢山自然に触れることが出来る。
また、伊勢神宮という日本古来のものがあるのでそういうものに沢山親しむことで
見えないものを見る/感じる感性を磨こうと思う。
本当にキレイな景色
広い空/美しい海と山が三重県にはそろっているからね♪♪