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三重県鈴鹿市から仕事の事。興味のある事。鈴鹿の事など自分の為に書いています♪♪

ニューエコノミー勝者の条件 著:ケビン•ケリー 訳:酒井泰介

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「フリー」だったような そうでないようなあいまいな記憶でしかないけど、とにかく買ったこの本を読んでいた。

 本文中にインターネットエクスプローラーネットスケープナビゲーターという言葉が出て来て1999年に書かれたふるい本だったと、本の後ろ(著者紹介)を確認のために見に行くまでは、現在の事を書いていると思った本でした。 いや びっくり 
 
 今おこっていることを十分説明できている1999年の著者。
 かしこい人には未来が見えているんだね~ まいった。

 この人の本を他にも探してみよう♪♪



この本で印象に残ったところ
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フィードバックの輪をつくりだそう
収穫逓増やネットワーク硬貨のような自己増殖的なポジティブ•フィードバック•ループ

 フィードバックを理解することは、自己資本利益率を同じくらい大切だ。

 ここに書いてある、あるプロバイダーが行った事。
高速モデムは、同じ接続時間で得られる情報量が多いのでユーザーの接続時間が減少し収益が悪くなるのをいやがった多数のプロバイダーが高速モデムに割り増し料金を設定するのが一般的だった時に、逆に割安料金で高速通信をうながすことにより、1ユーザーあたりの接続時間が増えてネットユーザーが増えたことで多いに繁盛したというのあ紹介されている。
 日本だとソフトバンクADSL契約を増やす時に端末を無料で配りまくって、ネットユーザーがどんどん増えた事によりインターネットの利用者が増えて成功したのと同じじゃない? 1999年のこの本で書かれているので ソフトバンクが配りまくった時。 きっと 孫さんは、こういう事例を知っていて勝負したんだね

きっと  

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数の多さは機会の多さを生む

この中で機会が増えると意外な転用がおこる。このつづきでカセットテープがイラン革命に利用された事。携帯電話の定額制が赤ちゃんの寝室で通話しっぱなしの状態で利用された事例をあげていた。

テクノロジーが融合するたびに、本来の使用方法であれば誤用であれ、より多くの使用機会が生まれる。

 
 先日の大震災で携帯電話もメールも大混雑で連絡がとれない時に、 http://www.kayac.com/news/2010/12/_iphoneandroid.php
というアプリを利用してインンターネットから安否確認できたので安心できたという事例が紹介されていた。アプリを開発した会社では、本来遊びのために作ったものだっけど、「こんな利用方法が出来たのですね」と開発した人間が想定したのと違う方法で利用が進んだ事をNHKで放映していた放送だった。

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この第三章には多くのアドバイスがあり これを実践していこうと思う

■出来るだけ多くのネットをつながろう※ネットワーク
■他社の機会を最大化しよう
■製品を囲い込むな
■クローズドシステムをすてろ
■希少性に逃げ込んでは行けない

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 初期のインターネットは ギフトエコノミーの集合体だった。
長い間、オンラインで何かをやりとりする唯一の方法はギフトエコノミーだった。 

 無料が相場になっているものの商業化を急いではいけない
成功するまでには、分かち合いの段階を経なければならないのだ


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 消える職業•生き残る職業

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頂上が頂上でない時代

目指すべき頂上を誤るな
乱世には、ある分野で成功しても、より大きな成功につながるかどうかはわからない。ある分野の効率の頂点をきわめても、山の選択を誤っているかもしれない。 可能性の高い分野を選んですすむことが大切だ。

今日の最先端は明日の時代遅れ

死を避けるための創造的破壊

プレースからスペースへ

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「中間排除」という大きな誤解

 特に小売店はどうなるだろう? だれもがビデオを直接取引したら、地域のビデオショップの運命は? テレビ番組が5000ものチャンネルから選べるようになったら?
‥‥‥略‥‥‥ ネットエコノミーが中間排除を助長するという予想はまったくの幻想である‥‥‥ 正反対だ。

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